輪廻転生(魂の物語) その3

過去世の中で、
一番インパクトがあったのは、一番初めの場面であった。

過去世の彼に、色々と質問をしてみた。

「あなたはなぜ、医師という道を選んだのですか」との問いに、

「お医者さんになろうとした動機は、人が好きだったから。
 物は売ればもうかる。しかしそれだけ。人は磨けば変わる。
 その根本的なことを体験したかった。
 自分の周囲の中で、伯母は医療関係、父も医療関係に近い仕事をしていた。
 その環境の中にいた私は、導かれるように医師という職業を選択した。
 家族の中では伯母のことを尊敬していた。
 彼女は私を励まし、助言を与えてくれた。」


「あなたが成し遂げたと思うことを教えてください」との問いに、

「成し遂げたこと・・・。
 一生通じて、人を思い、治療という手段を通して、
 病を抱えた人と接することが出来たこと。
 戦争とはいえ、その場所で人を助けることが出来たことに誇りを感じる。
 私が成し遂げたことは、
 人が一番いい状態にいられるように補佐することができたことである。」


「残念に思ったことはありますか」の問いに、

「心残り・・・、一人の人がそういう志でやっていたとしても、
 国がそういう思いでやらなければ、志がつぶされてしまうこと。」


最後に、
「あなたの魂を引き継ぎ、今を生きるあなたへのメッセージをください」

「私は、自分のこの人生で、強行過ぎたことが、反省点である。
 もう少し目立たず、でも着実にやっていけたはずだ。
 目立つと叩かれる。
 だから、自分の思いを心に秘めながら着実に進んでいくために、
 次の世は女性として生きることを選ぶだろう。
 自分の思いを心に秘めながら、着実に進んでいけばよい。
 わたしの魂をもつあなたは、きっと芯が強い。
 たぶん、努力を惜しむことはないだろう。
 だから何も恐れることはない。
 周囲との調和を忘れずに進んでいけば、きっとそれが叶う。」

・・・明日へ続く・・・